ちいさな箱庭

海に小瓶

良席ってなんだろう

皆さん舞台のチケットってどのタイミングで取りますか。

先行のうちで行ける日は全部取ってしまうか、後から増やすか。観劇してからその場で増やすか。様々だと思います。

もちろん観劇する回数や舞台により期待度は変わると思うので時と場合によるって感じでしょうか。

倍率の高い舞台なら先行の段階でたくさん申し込んだりしますよね。

 

席が選べるなら選びたいのは誰だってそうだと思います。

「どこに座りたい」が違うんだろうなって。

先日チケット発券したのですが、見事に前方席ばかりで少し呆然としました。

もちろん前方席で見たい気持ちはあるけど、前ばっかりは困る。視野が狭いので全体の動きが見えなくなってしまうのがもったいないと思います。

私にとって大事なのは自分の見やすさです。演者の目線位置のセンターくらいがいいですね。見やすさは劇場によるのでまちまちなんですが。あと目線位置だと演者さんと目が合うような感覚があって楽しい。舞台上って別世界なのにぐっと引き込まれる感じがします。気持ちが引っ張られるというか。

何度か観劇するなら上手、下手に振っていいバランスにしたいです。プリステ*1は偶然そうなったのでストレスがなかった。

それこそプリステみたいな客席に降りる舞台って前方だと振り向かなきゃいけないのってけっこうつらくないですか?私だけかな。

2016年7月に観劇したライフパスファインダーという舞台では席種が細かく分かれてておもしろかったです。バルコニー席もある。

rockopera.jp

マーキュリー、ビーナス、マーズ、ジュピター、サターン、ウラヌス、ネプチューン…ってどんだけあるんかーい!って思いました(笑)サターンを買う際、どっちに振れるかわからないのがギャンブル感あった。最終的には上手からも下手からも見られました。ありがたいことです。

ライパスに関してはまた別で感想まとめたいです。DVDがないので記憶に自信がない。

 

前方席にまったく魅力を感じないわけではなくて、やっぱり前が取れたら嬉しいしラッキーとは思うんだけど、ずっと前にいるのはたぶんストレスを感じてしまう。似たような角度からしか見られないし。

距離感がどうでもいいのはもっと寄って見たいならすぐオペラグラスを使ってしまうからでしょうか…。ただ一度どうしても舞台奥にいる演者を定点で見たくて2列目でオペラグラス使ったのは反省してます。影山くんではないです(笑)DVDに残らないと思ったのでどうしても自分の目で見たくて。反省はしてるけど後悔はしてません。

本当に許されるなら全方位余すことなく見たいんですけどね。それはさすがに無理なんですけど。

いろんな角度から影山くんも舞台も見たいので、チケット発券した際に席がばらけてると嬉しいです。一度しか観ない舞台なら全体が見たいので少し後方めの席だと嬉しいですね。そうそううまくいかないですけどね(笑)

前方席で見続けたいって方は、やっぱり近くで見たい!って思いからなんでしょうか。最前席は前に人がいなくて視界が開けているのでストレスがないと思ってます。そこが私にとって最前の魅力。もちろん肉眼で間近で見られるのも。先ほど舞台上は別世界って言いましたが、近いと近いだけ現実感があるというか。その世界に自分が少し踏み込んでるような錯覚が楽しいかも。

最近客席降りる舞台を観ることが多くて、さらに前方席への魅力が私の中で減ってしまったのはあります。距離が遠いより見えない方が私には苦痛です。

 

どこに座りたいかは人それぞれだと思うのでこの意見が正しいとかこうあるべきとかは思ってません。楽しく観劇できるのならそれが一番いいと思います。私の知らない席の魅力があればぜひ教えてほしいです。

でもこっちがどんなに良い席だと楽しみにしていても、周りにマナー悪いひといたら全てぶち壊しなんですよね。

今年はそういう意味でも良席にたくさん恵まれるといいなと祈ってます。こればかりは本当に運です。

*1:プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』の略称